ハワイの植物 |
このページは、近藤純夫さん著作の「ハワイアン・ガーデン」を参考に、植物の名前を判定しています。中には間違ったものもあるかもしれませんが、お気づきの際はBBSでお知らせ下さい。また植物の説明でも、本書を引用させていただいています。 |
1.アボカド (2011年ハワイ島グリーンウェル・ファームで撮影) |
2.アマ・ウ (2017年ハワイ島サドルロードで撮影) |
3.アリアケカズラ (2006年ワイキキで撮影) |
5.イリマ (2012年カウアイ島キラウエア灯台で撮影) 地面付近の低い位置に咲いているで、なかなか気付かない。たまたま見つけたが、この時以外にまだ見たことが無い。というよりも、仮に見ていても気付いていないというべきだろう。 |
6.オクトパス・ツリー (2012年カウアイ島ポイプで撮影) 別名はアンブレラ・ツリーといって、放射状の葉が傘の役割をする。確かに傘を広げたようにも見える。これは図鑑に書いてあったことで、今まで気付かなかった。 |
8.カリッサ (2013年マウイ島カアナパリで撮影) 鶏卵ほどの大きさの果実は、クランベリーに似た味で生で食べることが出来る。 |
9.キバナキョウチクトウ (2017年ハワイ島ワイコロア・ビレッジで撮影) 1年を通して黄色の花を咲かせ、垣根によく使われる。涼しげな葉と黄色のコントラストが特徴だが、まれに白やピンク、オレンジの花も見られる。 |
10.グァバ (2010年マウイ・トロピカル・プランテーションで撮影) |
19.スパイダー・リリー (2012年カウアイ島ポイプで撮影) クイーン・エマ・リリーと違って真っ白な花で、南洋植物らしい大きな葉の先に花が顔を出している。細長い花被片がクモの脚のように見えることから、英名は「スパイダー・リリー」と名付けられた。この花は深夜に開花し、強い芳香を放つ。 図鑑にはホテルの植栽で使われると書いてあったが、まさにシェラトンの庭で見つけた。 |
20.セント・トーマス・ツリー (2012年カウアイ島ポイプで撮影) |
21.タビビトノキ (2012年カウアイ島ポイプで撮影) 和名は、旅行者が葉柄に穴をあけて水を飲んだという言い伝えに由来する。 |
22.タロ(カロ) (2006年オアフ島で撮影) ハワイを含むポリネシア人の主食で、一般には水耕栽培が行われている。根の部分が肥大したら切り取り、葉の部分は再び畑に植える。タロは蒸したものを潰して、のり状のポイと呼ばれるものにして食べるのが一般的だ。ポイは完全食品として、ハワイでは赤ちゃんの離乳食にも用いられる。 |
24.ティアレ(タヒチアン・ガーデニア) (2006年ホノルルで撮影) プルメリアの花びらを細くしたような花はティアレ、またはタヒチアン・ガーデニアと言う。プルメリアやカリッサより花びらの数が多く、ティアレは花びらが6〜8枚である。 タヒチでは数少ない園芸植物の一つとして栽培されているが、今日では南太平洋の島々で自生している。 |
25.ネコノヒゲ (2010年マウイ・トロピカル・プランテーションで撮影) |
26.ノニ (2012年カウアイ島ワイルアで撮影) ノニといえば薬効があり、ノニ・ジュースを連想する。生の実を食べてみたが、何とも言えないスゴイ味だった。ノニ・ジュースは飲んだことが無いが、たぶん飲めないだろう。 |
28.パキスタキス・ルテア (2012年カウアイ島ポイプで撮影) |
30.パッション・フルーツ(リリコイ) (2017年ハワイ島村松小農園で撮影) 多年草だが茎は木質化する。果実には黒色の種子が入ったゼリー状の果肉が内包されている。ハワイではグァバと並んで人気があり、ジュースなどに加工される。 |
35.ビーチ・ナウパカ (2013年マウイ島カアナパリで撮影) ビーチ・ナウパカが山間部で育ち、マウンテン・ナウパカという新しい種が出来た。花の先が平たくなり、葉も南国らしい大きな葉から小さいものに変わった。 |
36.ビーチ・モーニング・グロウリー(ポーフエフエ) (2006年オアフ島ヨコハマ・ベイで撮影) |
37.ヒメツルソバ (2009年ハワイ島キラウエア火山で撮影) ハワイ島ではキラウエアの他、マウナ・ケアやマウナ・ロアの鞍部でも見られる。8月に見た時は葉が赤かったが、これは紅葉しているのかどうかは不明? |
38.ピンクッション (2007年マウイ島クラで撮影) ピンクッションは名前の通り、針刺しのような花の形から名付けられた。面白い形だが、プロテアの仲間である。この花にも黄色、オレンジ、ピンク、赤などいろいろな色がある。 なかなか見ることが出来なかったが、クラのエンチャイティング・フローラル・ガーデンにあった。このガーデンは今は閉鎖されてしまい残念だ。 |
39.ブーゲンビレア ブーゲンビレアはハワイを代表する花で、至る所で見ることが出来る。 カラフルで花のように見えるのは苞で、花は真ん中にある白いもの。ブーゲンビレアは紫、赤、白、黄、黄緑、オレンジなど色数は多いが、紫と白のコンビネーションはよく見る光景だ。 |
42.プロテア (2007年マウイ島クラで撮影) マウイ島のクラではプロテア栽培が盛んで、クラを代表する産物となっている。高原地帯特有の涼しい気候と、火山性の土壌がプロテア栽培に適している。 |
43.ヘリコニア・ロストラタ (2013年マウイ島カアナパリで撮影) ヘリコニアとは苞が交互に重なり合うようにして2列に伸びるのが特徴で、約100種ある。ヘリコニア・ロストラタはハワイに持ち込まれた最初の品種のようだ。 木はバナナの木に似ている。黄色と赤の苞が特徴で、苞の先に黄色の花をつける。英名の「ぶらさがったロブスターのハサミ」は、最もよくその形を言い表している。 |
44.ボトルブラシ(キンポウジュ、カリステモン) (2011年ハワイ島ヒロで撮影) その後、ハワイの色々な場所で見るようになった。ところがビックリ! なんと、近所の畑にもあった。 |
45.マカダミア・ナッツ (2010年マウイ島マウイ・トロピカル・プランテーションで撮影) マカダミアの木の下にはたくさんの実が落ちていた。硬い殻を割ると、中にはお馴染みのマカダミア・ナッツが入っている。生のマカダミア・ナッツもなかなか美味しい。 3月に行ったが、花が咲いていた。やや黄色味をおびた小さな花が、房状に垂れ下がっている。 ハワイではコーヒー栽培の収益が思うように上がらず、1919年、政府は栽培奨励のため、マカダミア・ナッツ農園の従事者に免税の措置をとった。その結果作付面積は大きく伸び、今日の隆盛に至った。 |
46.マツリカ(ピカケ) (2006年オアフ島で撮影) マツリカは和名で、ハワイではピカケ、英名はアラビアン・ジャスミン。マツリカの香りを愛していたカイウラニ王女は、大好きな孔雀(ハワイ名はピカケ)を飼っていた。王国の再建のため立ち上がろうとしたが、若くして亡くなる。その後彼女に因んで、マツリカはピカケと呼ばれるようになった。 白い花は5裂したものが基本だが、半八重や八重の品種もある。ハワイではレイの素材の一つとして人気があり、香りが良いので香水や香油が作られている。 |
47.マンゴー (2010年マウイ・トロピカル・プランテーションで撮影) |
48.モンキー・ポッド(アメリカネム) (2006年オアフ島モアナルア・ガーデンで撮影) 皆さんご存知の日立の樹。この木は非常に長い枝を水平に広げるので、その結果日立の樹のような巨樹が出来た。まさに「この木なんの木気になる木」である。細い毛のような、淡いピンク色の花をつける。 |
49.モンステラ (2006年ワイキキ、2010年マウイ島カアナパリで撮影) 穴の開いた、そして切れ込みの入った葉が特徴で、中にはとても大きく成長した葉も見られる。ハワイの至る所で見られるお馴染みの植物だが、蔓のように木に巻き付いているものもある。これもモンステラでいいのだろうか。 2010年3月に、モンステラの葉の下に面白いものを発見した。これは実で、パイナップルとバナナを足したような味がするところから、和名は「鳳莱蕉(ホウライショウ)」と言う。パイナップルを表す「鳳梨」 「黄莱」と、バナナを表す「蕉」を合成した名前だ。 |
50.ラウアエ・ファーン(オキナワウラボシ) (2006年ワイキキで撮影) このブツブツの正体は胞子嚢で、ラウアエの葉にはブツブツがあるものと、ないものと2種類ある。調べてみると、若い葉には胞子がつかないらしい。 和名の「裏星」という名は葉の裏の胞子嚢群が円形で、それが多数並んでいるのを星に見立てたものである。 またラウアエには「可愛らしい」という意味があるようだが、とてもこの葉が可愛いとは思えない。何か別の意味があるのかもしれないね。 |
51.ランタナ (2010年マウイ島ワイユの丘で撮影) ハワイでは野山で見かけるが、繁殖力が非常に強く、有害植物に指定されている。 和名は「シチヘンゲ」ともいうが、最初は黄色やオレンジ色の花が、白、ピンク、紫などに変化する。複数の色が混在して咲く花も珍しい。 |
52.レッド・パウダー・パフ (2012年カウアイ島ポイプで撮影) レッド・パウダー・パフは、モンキー・ポッドやオヒア・レフアの花とよく似ている。和名には「アカバナブラシマメ」というのがあるが、見たままの名前だ。赤の他、白もあるようだ。 |