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カウアイ島の観光スポット



ア行 オパエカア滝  オールド・コロア・タウン

カ行 カウアイ・ミュージアム  カパア・タウン  カララウ展望台  キアフナ・プランテーション

    キャプテン・クック  キラウエア灯台  キロハナ

サ行 潮吹き穴  CJM  シダの洞窟  スウィンギング・ブリッジ  ソルト・ポンド

タ行 ツリー・トンネル

ナ行 ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン

ハ行 ハナペペ渓谷展望台  ハナレイ渓谷展望台  ハナレイ桟橋  プウ・オ・キラ展望台

    プリンス・クヒオ公園  ポート・アレン港  ポハク・ホオハナウ   ホロ・ホロ・ク・ヘイアウ

マ行 メネフネ・ディッチ  メネフネ・フィッシュ・ポンド

ラ行 ロシアン・フォート

ワ行 ワイカパラエ・ウエットケーブ  ワイメア渓谷展望台  ワイメア桟橋

    ワイルア川の展望台  ワイルア滝



1.オパエカア滝 (2012年)


 ワイルア川沿いのクアモオRDを3kmほど走ると、右側に立派な駐車場がある。その駐車場の展望台から眺めると、落差約20メートルの滝を見ることが出来る。実際には45mあるようだが、滝つぼは木に覆われていて見えない。

 オパエカアとはハワイ語で「転がるエビ」や「飛び跳ねるエビ」という意味で、滝つぼで小エビが跳ねる光景から名付けられたらしい。

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2.オールド・コロア・タウン (2008年、2012年)

 コロアは1835年にハワイで最初に製糖事業が始められた場所で、町の東側にはマクブライド社の製糖工場があった。製糖産業を支えていたのは世界から集まった移民たちで、最盛期にはコロアの人口は2000人以上になっていた。しかし1世紀以上続いた製糖産業の繁栄も、徐々に斜陽の兆しが見えてきた。


 

 1983年、それまで小さなマーケットしかなかった町を、1950年代のスタイルに変身させたことで、カウアイの新名所として生まれ変わった。端から端まで200mほどの小さなストリートだが、約30軒のお店やレストラン、スーパーマーケットがある。
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 街並みを眺めるのも風情があっていいのだが、ところどころに人の像や昔使われていた道具が置かれている。

 また大きなモンキー・ポッドの木があり、1925年にハワード・ヤマモト氏が植えたものらしい。ヤマモト氏はヤマモト・ストアのオーナーで、現在のクレージー・シャツがある場所にお店は建っていた。
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 表通りから中に入った場所には「コロア・ヒストリー・センター」がある。砂糖産業が盛んだった頃の写真や、実際に使われていた古い道具が展示されている。当時の繁栄ぶりを窺うことが出来るので、ぜひ見て欲しい場所だ。

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3.カウアイ・ミュージアム (2016年)



 リフエのライス・ストリート沿いにある博物館で、1924年に建てられた。カウアイ島の文化的遺産や古代ハワイアンの生活用具などが展示されているウィルコックス館と、600万年前から19世紀にかけてのカウアイの歴史を様々な展示物で見ることが出来るライス館の2棟の建物に分かれている。

 博物館の入場は有料だが、入り口を入ってすぐ右にあるギフトショップは無料で入ることが出来る。カウアイ島のお土産などを買うことが出来るが、食べ物はない。

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4.カパア・タウン (2012年)


 イースト・エリア最大の町は、日本人移民が開拓した場所である。かつてサトウキビやパイナップルのプランテーションが盛んだった頃の面影を残した、古い建物が立ち並んでいる。今では古い建築物が改装され、コロアのようなオールド・タウンの雰囲気が魅力となっている。

 約40軒のお店が並んでいてショッピングや食事が楽しめる町だ。カウアイ島には3店しかないABCストアの内の1店が、ここにある。

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5.カララウ展望台 (2012年)


 カララウ展望台からはナ・パリ・コーストの一部を見ることが出来る。海と空の青が一体となった風景は、息を飲むような絶景だ。そして切り立った岩壁には滝があるので、よく見て欲しい。

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6.キアフナ・プランテーション・ガーデン (2008年)

 ガイドブックによると、3000種類以上の南国の樹木、花、植物が植えられた庭園となっている。またサボテンが多数植えられていて、その種類はハワイ一とも言われている。私にはほとんどがサボテンという印象だ。

 ガーデンはシェラトンの隣にあり、入場料は無料。中にはかつての農園主の屋敷を利用したレストランがある。シェラトンからポイプ・ショッピング・ビレッジへ行く時には、このガーデンの中を通り抜けると10分以内で行ける。




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7.キャプテン・クックの銅像(ワイメア) (2008年)

 キャプテン・クックは、ポリネシア人以外でハワイを発見した最初の人物である。

 場所が分かりにくいが、イシハラ・マーケットの向かい側にある。ポイプから来ると右側にある小さな公園の中に建っている。
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8.キラウエア灯台 (2012年、2016年)

<2016年に行った時>


 4年前に訪れた時は、造られてから100年を迎える前の年だったので、修復作業中で覆いがかけられていた。そのため灯台の全容を見ることが出来なかった。今回は修復を終えてキレイになった灯台が見たくて、再度行ってみることにした。


<2012年に行った時>



 ガソリンスタンドが目印で、その先を戻るように右折してすぐ左折。しばらく走ると灯台が見えてくる。ここはハワイ最北端の地である。

 キラウエア灯台は回転式で、高さが15mある。回転式の灯台では世界最大であり、天気が良い日なら144km先から光が見えるという。

 この灯台は1913年に完成したので、2013年で100周年を迎える。多分その前に修理を行うことになったのであろう。2012年に行った時は覆いがかけられていた。

 またここは海鳥の生息地として有名で、鳥たちは手厚く保護されている。そのためたくさんの海鳥を見ることが出来るが、入場料を支払わなければならない。

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9.キロハナ (2008年)



 ククイ・グロウブ・センターから西へ1.6km進むと、右手に美しい芝生と大邸宅が見えてくる。この案内板や邸宅が見えると行き過ぎなので、その手前の信号を右折する。

 1935年にサトウキビ畑の地主だったゲイロード・ウィルコックス氏が建てた邸宅を、現在ミュージアム&ショップとして一般公開している。アンティークな家具や彼の収蔵品が展示され、各部屋をショップとして活用している。

 2階にはジュエリーと真珠のお店、1階には絵を販売するお店やギフトショップなど。庭を眺めながら食事のできる、レストラン「22ノース」がある。

 広大な敷地内には鉄道が走り、40分間のツアーを実施している。フルーツや野菜が栽培された畑の中を進み、途中で放牧された動物と触れ合う時間が設けられている。ツアーの出発時間は10時から1時間ごとで、1日5回行われるとガイドブックに書いてあったが、実際に参加したことは無い。。

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10.潮吹き穴(ポイプ) (2008年)


 冷えて固まった溶岩の穴に波が流れ込み、「ゴー」という大音響と共に潮を吹き上げる。波や風の強い時など潮の加減によっては高く吹き上げることがある。天気の悪い日の方が狙い目らしい。

 ここは人気の観光名所で、ツアーでもよく訪れる。今まで3回行ったが、いつも潮を噴き上げていた。今までマウイ島、オアフ島の潮吹き穴へ行ったが、噴き上げられる潮が見られる確率はここが一番だと思う。但し8月にしか行っていないので、季節による違いまでは把握していないが。

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11.CJMカントリー・ステイブル(ポイプ) (2016年)


 グランド・ハイアット・カウアイを過ぎるとダートロードに代わる。更に先へ進むとCJMの看板が設置された三叉路が現れるので、そこを右に曲がる。




 右に曲がって少し行ったところに左上の写真の建物があり、たぶんここがホースバック・ライディングの受付場所ではないかと思う。初心者でも参加ができ、ビーチ・ライドやビーチ・ピクニック・ライドなどのツアーがあるようだ。

 ツアーとは全く関係ないが、サンライズが見られる場所だということが分かった。但し1年中見られるかどうかは確認していない。

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12.シダの洞窟 (2012年)


 シダの洞窟は、かつて王族のみが結婚式やパーティーを催すことが許されていた聖地である。カウアイ島でも人気のパワースポットだが、洞窟へは船でしか行くことが出来ない。

 ここで愛する人と手を結ぶと、永遠の愛が約束されると伝えられている。以前はここで結婚式を挙げる人もいたが、今はどうなんだろう。1992年に訪れた時には洞窟まで行けたが、今は行くことが出来ず、デッキから見るだけとなっている。

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13.スウィンギング・ブリッジ(ハナペペ) (2008年)

 エレエレ・ショッピングセンターを通過すると、左にカーブするところで右側へ入る道がある。そこを入り左へ曲がったら、右手にこの案内板がある。橋はそこから奥へ入ったらすぐ現れる。

 かなり古そうな吊り橋で、渡ると揺れる。橋は狭いので、他の観光客と同時に渡ることは避けた方がよさそうだ。川の水は濁っていたが、雨の後なのか、いつもこうなのかは分からない。

 スウィンギング・ブリッジはワイメアにもあって、メネフネ・ディッチの近くらしい。まだ行ったことがないので、いつかは行ってみよう。

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14.ソルト・ポンド (2012年)



 ソルト・ポンド・ビーチの隣にある塩田。カウアイ島名物「アラエア」の赤い塩はここで作られている。家族経営のようで、子供たちも池を造るのを手伝っていた。一般公開されていないので、中へ入ることはできない。周りから静かに見るだけだ。

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15.ツリー・トンネル (2012年)



 リフエからポイプへ行く時に必ず通るが、トンネルと言ってもユーカリの木で出来た天然のトンネル。樹齢100年以上のユーカリの木が、2km以上に渡って植えてある。場所はカウムアリイHWYをワイメアへ向かって走り、ポイプ方面に向かうマルヒアRDへ左折するとすぐ目の前。

 上段がリフエへ向かう時の写真で、下段がポイプへ向かう時の写真。車を停めるのに結構苦労した。

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16.ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン(ポイプ) (2016年)



 ガーデンはポイプの潮吹き穴の向かい側にある。約40ヘクタールの大規模な熱帯植物園で、潮吹き穴の少し手前の案内板(写真左上)から駐車場へ入る。駐車場の横にはビジターセンターがある。
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 ビジターセンターにはギフトショップがあり、ビジターセンターの周りにはハワイ固有の植物が植えられている。

 またビジターセンターではガーデンツアーの受付を行っていて、アラートン・ガーデンへ行くにはツアーに参加するしかない。更にアラートン・ガーデンに隣接するマクブライド・ガーデンでは、自由に散策できるセルフツアーを行っている。

ガーデンの案内板を拡大
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 ビジターセンターの裏側にガーデンツアーのバスの乗り場がある。

<マクブライド・ガーデン>

 マクブライド・ガーデンは、19世紀末にこの土地を購入し、製糖業で名を上げたマクブライド氏が購入して住んだ場所である。熱帯植物園には、絶滅が危惧されるハワイ固有の植物のコレクションがあり、世界各地からコレクションされた熱帯の植物を多く見る事が出来る。種を守り、後世に残すことを目的としたガーデンである。

<アラートン・ガーデン>

 アラートン・ガーデンは、1938年にこの土地を購入したシカゴの実業家、アラートン氏が義理の息子とともに土地の大改造を行って造った庭園である。彼らはいくつもの「ガーデンルーム」と呼ばれる部屋を作った。壁は生垣で囲い、部屋に見立てた空間を作って、家族の居間として、またはゲストをもてなすパーティールームとして使った。各部屋にはブロンズ像が置かれているが、これは旅先で購入したものである。

 園内にはオーストラリア原産の「モートン・ベイ・フィグ・ツリー」があり、樹齢はおよそ70年。土が硬くて地中に根が張れず、地上に根を張っているのが特徴で、映画のジュラシック・パークにも登場する。「マーメイド・ファウンテン」は2体の人魚の像が5mの距離で向かい合い、間には波型の堀がある。

 その他「スリー・プールズ」や「ダイアナ・ファウンテン」があり、更に滝や噴水なども作られ、至る所から水の音が聞こえてくる。自然の樹木を生かした、まさに造園芸術と呼ぶにふさわしいガーデンとなっている。

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17.ハナペペ渓谷展望台 (2008年、2012年)



 カウムアリイHWYをハナペペに向かう途中、ちょっとした渓谷を見ることが出来る。左上の写真の看板が目印で、渓谷を示す看板は出ていない。しかし車が数台停まっているので、注意していればなんとなく分かる。私が車を停めると、つられて次々(でもないけど)と観光客が車を停める。

 道路脇からすぐに見られて、いわゆる渓谷の入門編。赤土と木々の緑のコントラストが美しく、風雨による浸食で出来た景観を楽しむことが出来る場所だ。

 ここに寄ったら、右下の写真にある看板を忘れずに見て欲しい。カウアイ島民のスピリットが書かれている。

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18.ハナレイ渓谷展望台 (2012年)


 プリンスヴィル・センターを過ぎると左手に展望台があり、そこからはハナレイ渓谷のタロイモ畑を一望できる。日本の田園風景とよく似ていて、日本人には馴染みのある風景だ。

 ちょうどこの日は畦道をトラクターが走っていて、正に日本に居るのかと思った。私もここで働かせてもらいたい。

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19.ハナレイ桟橋 (2012年)


 チン・ヤン・ビレッジの交差点を海に向かい、住宅街を通り抜けて突き当りを右折する。ハナレイ湾に突き出たコンクリート造りの桟橋は、まさに絶景。

 湾内にはヨットやクルーザーが多数停泊している。こういうセレブリティなリゾートも、一度くらいは体験してみたいものだ。

 また桟橋も素晴らしいが、向かい側の山を見ると数本の滝が見えるので、忘れずに見て欲しい。
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20.プウ・オ・キラ展望台 (2016年)



 カララウ展望台から先に進むと、終点のプウ・オ・キラ展望台に到着。駐車場から坂を上ると展望台があるが、残念ながら今回は雨で何も見えなかった。晴れた時の見晴らしは素晴らしく、ホノプ・バレーの豪快な景観や、ナ・パリ・コーストの雄々しい海岸線を見ることが出来る。

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21.プリンス・クヒオ公園 (2012年)



 ポイプのラワイRD沿いにある公園。ハワイ王制が廃止された後、アメリカ議会に最初に出席したクヒオ王子が生まれた場所である。公園内にはクヒオ王子の胸像が建っている。

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22.ポート・アレン港 (2012年)


 ハナペペの手前、エレエレ・ショッピングセンターの信号を左折。今はどの程度利用されているのか、ひっそりとしている。ただナ・パリ・コーストを見学するツアーはこの港から出発する。船の数は少ないが、マリーナを併設している。

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23.ポハク・ホオハナウ (2012年)


 ホロ・ホロ・ク・ヘイアウの隣にある「ポハク・ホオハナウ」という石は、「王の誕生石」という意味。

 この石の傍らで出産すると、その子は王または王女になると信じられていた。ただし出産後へその緒をこの石に隠さなければならず、「ピコ石」と呼ばれていた。ピコとはへその緒の意味である。

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24.ホロ・ホロ・ク・ヘイアウ (2012年)


 ワイルア川沿いのクアモオRDに入って間もなく、左側に溶岩の石垣で囲まれた遺跡がある。カウアイ最古のヘイアウがあった場所だ。

 その昔、草ぶきの神殿があり、偶像が祀られていた。ここはハワイでは珍しく、人間を犠牲にして神に捧げたと伝えられている。人間が供えられていたのは、石垣の奥の一段高くなっている場所らしい。

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25.メネフネ・ディッチ(ワイメア) (2016年)


 ワイメアの町にあるビッグ・セーブの横を右折し、メネフネ・ロードに入る。約2.4kmほど行くとつり橋があり、つり橋の階段を昇ったところに「メネフネ・ディッチ」と表示されている。メネフネ・ディッチはそのつり橋の向かい側にあり、道路のすぐ横に掘られている。




 その昔、水田用の水に困っていた村人のために、伝説の小人であるメネフネが造ったと言われている。全長70mの水路だが、他では見られない独特の工法が用いられているようだ。

 せっかくなのでつり橋を渡ってみるのもいいが、その先には特に何もなさそうだ。家が1軒あったが、スクラップ屋のようだった。

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26.メネフネ・フィッシュ・ポンド(リフエ) (2016年)


 ナウィリウィリ港からワアパ・ロードに入ると狭い橋が現れる。その先にY字路があり、右折してフレマル・ロードに入るが、フィッシュ・ポンドは右へという案内板が設置されている。



 暫く車を走らせると左側にちょっとした駐車スペースがある。そこに車を止めると少し先の方に大きな池が見える。それがメネフネが造ったと言われるフィッシュ・ポンドである。この池は石で仕切って造った人口の池らしい。

 メネフネ・フィッシュ・ポンドには次のような言い伝えがある。ある時メネフネたちは、島の王子と王女のために養魚池を造ることになった。彼らは他の種族には決して姿を見せず、昼間は寝て夜に働く。この時も人々に対して働く姿を見ないように忠告したが、好奇心にかられた王子と王女が働く現場をこっそり覗いてしまった。しかしすぐに気付かれ、石の杭にされてしまった。今でも2体の石の杭が残っているらしいが、展望台から見ることは出来ない。

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27.ロシアン・フォート(ワイメア) (2016年)


 ハナペペとワイメアの間にあり、ワイメアに向かって左側にある。少し分かりにくいので行き過ぎてしまうため、むしろワイメアからの帰りの方が見つけやすいかもしれない。

 カメハメハ大王がハワイを統一した後の19世紀初頭に、自生していたサンダル・ウッド(白檀)が中国で高値で売れ始めた。その頃ロシアは毛皮貿易の途中、ハワイで食料を調達することを考え、シェーファー医学博士を交渉のため派遣した。彼はカメハメハ大王に取り入って、ロシアと白檀貿易の独占契約を結んだ。やがて彼はワイメア河口に砦を築き、まるでロシアの領土のようにふるまったので、カメハメハ大王はシェーファーをハワイから追放してしまった。しかしこの策略はシェーファー個人の考えで、ロシアの計画ではなかったことが後に分かった。

 敷地内にはこの砦の歴史を紹介している案内板が設置してある。
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28.ワイカパラエ・ウエットケーブ (2012年)


 ケエ・ビーチの手前にある洞窟で、火山が活動していた頃、ペレが住んでいたと伝えられている。

 この辺りは昔は海で、波の浸食によって出来たようだ。溜まっている水は真水で、雨が土にしみ込み、この洞窟に湧き出てきている。また、ハワイアンが昔使っていた砥石があるので探してみるといい。

 もう一つワイカナロアという洞窟があるが、この写真の場所がワイカパラエなのかワイカナロアなのか正直分からない。TV番組でボビー・長尾さんがワイカパラエと紹介していたので、たぶんワイカパラエで間違いないと思う。
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29.ワイメア渓谷展望台 (2012年)


 ワイメア渓谷、は「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれ、カウアイ島で人気の観光スポットだ。他の島では見ることが出来ない絶景を楽しめる。

 本物のグランドキャニオンを見られない人は、ここで渓谷の素晴らしさを少しだけ味わえる。

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30.ワイメア桟橋 (2012年)



 ワイメアの外れに「RED DIRT」という赤い建物のお店があり、その角を左折する。店の前に衣類が飾ってあり目立つので、リフエ方面への帰りの方が分かりやすい。

 木造で風情のある桟橋は、今は使われることもないのだろう。先端へ行ってみると、釣りのメッカとなっていた。この辺りの砂浜は、ブラック・サンドだった。

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31.ワイルア川の展望台 (2012年)


 オパエカア滝の手前にある展望台で、ワイルア川を海の方まで見ることが出来る。運が良ければ野生の馬が見られることもある。

 長さ32kmのワイルア川は、島の内陸部にそびえる標高1,569mのワイアレアレ山から流れている。ハワイで船が通れる川があるのは、カウアイ島だけだ。



 オパエカア滝の展望台の反対側にも、ワイルア川を見るための展望台がある。川の上流にはシダの洞窟があり、川沿いには集落のようなものが見える。

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32.ワイルア滝 (2016年)



 リフエから56号線をワイルア方面に北上し、ワイルア・フォールズの標識を左に入り、約6kmほど進んだ場所にある。駐車場は狭いので、手前に車を停めて歩いて行く人もいた。滝は駐車場のすぐ手前の道路から見ることが出来る。

 ワイルア滝はワイルア川の上流にあり、シダの洞窟よりさらに奥にある。高さが25mほどの滝だが、水量が多いので滝壺も大きく深そうだ。その昔、王たちは武勇を部下に見せるため、滝の上から飛び込んだという伝説がある。



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