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西マウイ一周 カハクロア・ナチュラルツアー(2013年)



 ホノルア・ベイ → パイナップル・スタンド → 潮吹き岩 → カハクロア村 →

 ロリーン → 踊るフルーツ売り → カウキニ・ギャラリー → ククイプカ・ヘイアウ →

 シュガー・ミュージアム → 聖ロザリー教会



 西マウイを一周するツアーは、サニーさんのツアーとヤマピーさんのツアーと2社あった。どちらにしようか迷ったが、HPで見る限り、訪問先が多いサニーさんのツアーを選んだ。

 サニーさんは若い頃から苦労され、消防士を経て、アメリカのレスキュー隊で働かれた。また牧師の資格も持っておられ、様々な経験が今のサニーさんの成功を支えている。これからは日本でのビジネスを考えておられ、ツアーガイドが主ではなくなるようだ。その前にお会いできたことを光栄に思う。


1.ホノルア・ベイ


 ホテルを出発して、まず最初に向かったのは、ホノルア・ベイ。スノーケリング・スポットとして有名な場所で、ここへ船で来るツアーもある。アクセスロードは数ヶ所あるようだが、駐車場が広くて行きやすいのは「移民の森」とのこと。

 駐車場では地元のアーティストであろう、木の彫刻を展示していた。



 移民の森は個人所有だが、一般の人も通れる。森の中を歩いていると、やがて森の手入れをしている所有者の親子に出会った。もちろんサニーさんは顔馴染みなので、少し立ち話をしていた。

 再び進むと、ドラゴン・フルーツが他の木に絡まりながら生えているのを見た。驚いたことに、一面をドラゴン・フルーツが覆っている小さな山もあった。(右の写真)

 また葉っぱが食べられるハイビスカスが生えていて、実際に葉を食べてみた。残念ながら写真撮影と味は忘れてしまった。



 やがてホノルア湾に到着。海岸は砂浜ではなく、岩がゴロゴロ。これでは浜辺に寝そべるわけにはいかないので、のんびり過ごすなら椅子を持って行くなど工夫が必要だ。

 内陸には、1992年に来襲したハリケーン「イニキ」によって運ばれた大きな石が今も残っていた。
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2.パイナップル・スタンド

 ホノルア湾を出発してしばらく進むと、やがて道のほとりに無人のパイナップル・スタンドが現れた。

 この辺りは以前パイナップル栽培が行なわれていたが、今では廃業してしまった。現在でも残された木に実が生るので、こうして売っている人がいる。

 完熟しているから芯まで食べられ、とても美味しかった。お勧めです。


3.潮吹き岩


 次に寄ったのは「潮吹き岩」。この日は波が穏やかで、全くと言っていいほど潮が吹き上がらなかった。それでも数回僅かに吹き上がり、穴の位置は確認できた。私達はカウアイ島の潮吹き穴を知っているだけに、期待外れだった。
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4.カハクロア村


 潮吹き岩を後に車を走らせると、やがてイルカの頭の形をした岩山が見えてきた。その名も「イルカ岩」だそうだ。近付くにつれクジラのようでもあり、後ろに連なる山を甲羅に見立てて「タートル岩」とも呼ぶらしい。

 その甲羅にあたる山の麓に小さな集落がある。カハクロア村だ。100人にも満たない村人が、昔のハワイアンのようにタロイモを主食とした、ほとんど自給自足の生活を送っている。ハワイ州が歴史的保存地区に指定している場所で、一般の人は中に入ることができない。


5.ロリーン



 カハクロア村で立ち寄ったのは、「ロリーン」というお店。ロリーンおばさんが作るバナナブレッドは、庭で採れたチャイニーズバナナを使って作られている。確かにお店の周りには、たくさんのバナナ木があった。

 バナナブレッドにはオリジナルの他、ナッツ入りとチョコ入りがあり、確かどれも4ドルだった。隣にはリリコイジャムが置いてあり、これもお土産に買って帰った。また看板にも書かれているように、シェイブアイスもある。

 数年前に女優の上野樹里ちゃんがマウイを訪れたことがあり、この店にも寄ったらしい。その時の写真集が日本で発売されていて、それをロリーンおばさんが嬉しそうに見せてくれた。
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6.踊るフルーツ売り

 ロリーンを出発した後だったと思うが、有名な人と遭遇。「踊るフルーツ売り」と呼ばれる男性。車が来ると妙な踊りで(ゴメンナサイ)現れ、通行人の気を引く。いくつかの商品があったが、サニーさんは顔馴染みなので、「ココナッツ・チップス」を買ってあげた。

 最近は休んでいたらしいが、この日は登場してくれた。以前テレビで見たことがあるが、実際に会えるとは思わなかった。あまりにも突然の出会いだったので、写真を撮ることを忘れてしまった。(写真はサニーさんのHPからお借りしました)


7.カウキニ・ギャラリー


 カハクロア村を出るとやがて「カウキニ・ギャラリー」へ到着。地元のアーティストの作品がたくさん並べられている。お土産を探すのにお勧めのお店だ。
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8.ククイプカ・ヘイアウ



 次に訪れたのは、「ククイプカ・ヘイアウ」。メンデス牧場と道路を隔てて反対側に小高い丘があり、ここがマウイに住むハワイアンの聖地、ククイプカ・ヘイアウだ。ヘイアウは私有地の中にあるので、普段は入口が閉鎖されていて、一般の人は入場できない。
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 階段を上ると石で囲まれた場所があり、中へは靴を脱いで裸足で入らなければならない。入る時には右側の石に手をついてお祈りをする。ヘイアウからはワイルク、カフルイの街が一望でき、その先にはハレアカラ山が見える。

 ここは現在でもヒーリングスポットとして有名で、ヘイアウ内部で瞑想をする人もいるらしい。芝生の上に立ち、目を瞑り両手を広げて深呼吸すると、エネルギーが体全体に満ちてくるのを感じるとか。試してみてください。



 左の写真の石が集まった場所を「時間の柱」と言い、ここで過去との連絡を取ることが出来るんだそうだ。また右の写真の石は「合せ石」と言い、違う場所の水を持ち寄り、互いの水をこの穴で合わせるという儀式に使っていた。

 ヘイアウを出る時は右側(入る時の反対側)の石に手をついて、お祈りをしてから出る。
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9.アレキサンダー&ボールドウィン・シュガー・ミュージアム

 カフルイの街へ入り、マウイ・マーケットプレイスの中にある「バレ」でランチを済ませた。西マウイ一周は午前で終わり、午後は私達の好きな場所へ連れて行って下さるという。それなら今まで一度も行ったことがない、「シュガー・ミュージアム」へ行きたいとお願いした。

 ミュージアムの前には巨大な機械が展示されていた。プランテーションで使用されていた機械のようだが、アメリカらしく機械化が進んでいる。

 7ドルを自分で払って中へ入った。製糖産業の歴史や写真、労働者の生活用具などが展示してある。もちろん日本からの移民の苦労も紹介されていた。


10.聖ロザリー教会

 シュガー・ミュージアムを見学した後、パイアの街を車窓から眺め、マカワオへと向かった。途中でステンドグラスが美しい「聖ロザリー教会」へ寄り、やがてマカワオへ到着。以前見つけられなかった「コモダ・ストア&ベーカリー」へ行き、ドーナツとシュークリームを買った。

 「マウイのコーヒーが買えるところはないですか?」と尋ねると、クラ・マーケットプレイスへ連れて行って下さった。

 コーヒーを買った後、一路カアナパリへ戻り、ホノコワイのタイムスでディナー用の惣菜を買った。何でタイムスへ行ったか? それはゆり吉が「美味しい惣菜が買えるお勧めのお店はどこですか」とサニーさんに聞いたからだ。

 惣菜とワインなどを買い、ホテルまで送ってもらってツアーは終了。いろいろ我儘を聞いて下さり感謝しています。 



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