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カアナパリ (2010年、2013年)




 500エーカーの敷地に6件のホテルと4件のコンドミニアムがある。3マイルのビーチに、18ホールのゴルフ場が2つ。ショッピングセンターにホエラーズ・ビレッジ・ミュージアム。ハワイでも屈指の世界的なリゾート、カアナパリ。“Everything is here!”と言うように、リゾートの楽しみの全てがこの広大な空間に凝縮されている。(地球の歩き方リゾートより)

 カアナパリ・パークウェイは片側2車線だが車線が引いてない。道路を挟んで海側にホテルやコンドミニアムが並び、反対の山側はゴルフ場になっている。


<シェラトン・マウイ>
<カアナパリ・ビーチ・ホテル>

<ウエスティン・マウイ>
<ハイアット・リージェンシー・マウイ>

 カアナパリには5つのホテルがある。北から順にロイヤル・ラハイナ、シェラトン、カアナパリ・ビーチ・ホテル、ウエスティン、ハイアット・リージェンシーである。もう1つマリオットもあるが、おそらく会員制ではないかと思う。

 シェラトンには6棟の建物があり、自分の好きな部屋が選べる。全ての建物が6階以下なので、6棟ある割には部屋数が少ない。出来ることなら、ブラック・ロックの上にあるモアナ・ハレに泊まってみたい。静かで落ち着く感じがするから。

 カアナパリ・ビーチ・ホテルはリーズナブルな料金が嬉しい。自称、“Maui's Most Hawaiian Hotel.” である。

 ロイヤル・ラハイナ、ウエスティン、ハイアット・リージェンシーは泊まったことがないので分からない。ロイヤル・ラハイナとハイアット・リージェンシーは両端に位置するので、ホエラーズ・ビレッジまで歩くには遠い。
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 カアナパリのど真ん中には、大型ショッピングセンターのホエラーズ・ビレッジがある。普通に買い物をするのなら、ここで大体のものが揃う。カアナパリで一つ足らないものは、スーパーマーケットだ。

 道路側の入り口のパビリオンには、クジラの骨が1頭丸ごと展示されている。更にショッピングセンターの中には、ホエラーズ・ビレッジ・ミュージアムがあり、ラハイナの捕鯨時代の歴史を垣間見ることができる。

 もう一つ、ケカアDRとホノアピイラニHWYの間にフェアウェイ・ショップスがある。ここはショッピングの出来るお店は少なく、食事をしに行くのがいいと思う。とはいえ、私は一度も食事に行ったことがない。
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 シェラトン・マウイの前には、火山の女神ペレが創り出したといわれる、通称「ブラック・ロック」がある。この黒い岩には逸話がある。

 18世紀の後半、カヘキリという酋長がいて、彼はマウイ4島とカウアイ、ニイハウを統治していた。たび重なるハワイ島軍の侵略に、マウイの兵士達は疲れ果てていた。そこで戦意を失った兵士達を前に、カヘキリはブラック・ロックから海へ飛び込んで見せたのである。

 マウイの人々にとって、この岩は死者の魂が黄泉の国へと旅立つ場所として恐れられていた。カヘキリの必死のダイビングによって兵士達は奮い立ち、ハワイ島軍を打ち破ったのである。


 毎夕行われるシェラトン名物のトーチセレモニーは、たくましい男性が華麗なダイビングを見せてくれるので、観光客にとても人気がある。

 トーチを持った男性がホテルの前を出発し、岩を登っていく。そして上から順にガス灯に点火しながら突端まで行く。男性は祈りを捧げ、トーチとレイを海に投げ込んだ後、海に向かってジャンプするのである。



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