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マウイ島の観光スポット



ア行 イアオ渓谷

カ行 ククイプカ・ヘイアウ  ケパニワイ公園

サ行 サトウキビ列車  潮吹き岩  シュガー・ミュージアム  スワップ・ミート

タ行 トロピカル・プランテーション

ハ行 パイオニア・イン  バニヤン・ツリー  ハレアカラ  プールス・オブ・オヘオ

    ベイリー・ハウス博物館

マ行 マナワイヌイ峡谷

ラ行 リンドバーグのお墓  路傍のマリア像  ワイルア滝



1.イアオ渓谷展望台 (2015年)



 「太平洋のヨセミテ」と言われるイアオ渓谷州立公園は、ハワイで2番目に雨の多い地域だ。駐車場は有料で5ドルだが、支払いはクレジットカードのみ。駐車場から歩道を歩いて行くと橋があり、ここは最初の撮影スポットとなっている。更に進むと展望台があり、「クカエモク(通称イアオ・ニードル)」を間近に見ることが出来る。

 初めてイアオ・ニードルを見に行った頃はニードルの意味が分からなかった。ニードルとは針のことで、針のように尖った岩をニードルと呼ぶ。

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2.ククイプカ・ヘイアウ (2013年)



 ククイプカ・ヘイアウは別名「癒しの神殿」とも呼ばれるヒーリングスポットで、ハワイアンの聖地である。

 ヘイアウは私有地の中にあるので、普段は入口が封鎖されていて、一般の人は入ることが出来ない。この日はツアーで行ったため、ガイドさんは許可を得ているので中へ入ることが出来た。

 ククイプカ・ヘイアウでは大声を出してはいけない、石や遺跡を動かしてはいけない、必ず裸足になること等のルールがある。中には「時間の柱」と「合せ石」という儀式に使われていた石が今も残っている。

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3.ケパニワイ公園 (2015年)



 「ケパニワイ」という名前は、水の流れを堰き止めるという意味があり、カメハメハ一世が1790年にマウイ軍の王カヘキリの息子、カラニクプレとの激しい戦闘の際、イアオ川の流れが死体で堰き止められたという故事にちなんでいる。

 1952年にイアオ渓谷直下に造られたこの歴史遺産公園は、1994年に修復されて現在に至る。公園にはハワイの歴史の中で重要な役割を果たしてきた移民文化にちなんで、日本をはじめ中国、韓国、フィリピン、ポルトガル人たちの住居や庭園が造られている。
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 日本の茶室や滝、太鼓橋がかかる鯉が泳ぐ池、中国や韓国の東屋、マリア像が安置されたエリアなどがある。

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4.サトウキビ列車(ラハイナ) (2002年)


 サトウキビ列車(シュガーケイン・トレイン)は、ラハイナ、カアナパリ、プウコリイの3駅を結ぶ、約10kmの鉄道。マウイで最も古い製糖工場であるパイオニア・ミルが、1952年までサトウキビを運ぶのに実際使っていた蒸気機関車を、観光用に復活させたもの。

 社内にはガイド兼ミュージシャンの男性がいて、トーク(英語で分からないけど)や歌を歌ってムードを盛り上げていた。時々日本語も交えて。

 途中、写真のような木造の橋があり、ここが一番の見せ場ということで、スピードを落としてゆっくり渡った。またラハイナで進行方向を変えるため、ターンするところも見ものである。


5.潮吹き岩(ナカレレ・ブローホール) (2013年)


 ホノルアからカハクロアへ向かう途中にある。潮の満ち引きにより吹き上がる潮の高さも量も違い、全く吹かない日もある。残念ながらこの日も僅かしか吹かなかった。

 では最も高い時はどの位まで吹き上がるのか。他の人のHPを見てみると、10m位の高さまで上がっている写真もあった。

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6.(アレキサンダー&ボールドウィン・) シュガー・ミュージアム(カフルイ) (2013年)


 煙突から白い煙が出ているので、誰でも見たことはある。プウネネはかつてサトウキビ産業で栄えた町である。アレキサンダー&ボールドウィン製糖工場は現在も稼動中で、その一画にあるのがシュガー・ミュージアムだ。

 ミュージアムの前には大きなな機械が置いてあった。昔プランテーションで使われていたものだろう。

 1987年にオープンした博物館には、ハワイの砂糖産業が盛んだった頃の写真や生活用具、歴史資料などが展示されている。もちろん日系移民たちが厳しい重労働に耐えていた時代の写真や生活用具、仏壇などが展示してある。

7.スワップ・ミート (2007年)

 毎週土曜日の朝6時から13時まで開かれる蚤の市である。入場する際には50セント支払う。フレッシュフルーツにフルーツの加工食品、野菜、服やアクセサリーなど色々なお店が並んでいた。

 2009年から場所が変わり、今は「マウイ・コミュニティ・カレッジ」で行われている。写真は以前の看板。
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8.マウイ・トロピカル・プランテーション(ワイカプ) (2010年、2015年)



 広大な園内には、トロピカル・フルーツや熱帯植物が一堂に集められている。畑は扇状に造られていて、山に向かって右側には馴染みのある南国フルーツが、左側にはコーヒー、パイナップル、プルメリアなどが植えられている。なかなか木に生っているフルーツを見ることはないので、勉強になる。入場は無料。
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 まずは熱帯植物を少々。
 左上のパイナップルに似た実が生っているのは「シマタコノキ」で、ハワイでは「ハラ」という。ラウハラはこの葉を使う。

 右上はパパイアで、熟した実はとても美味しい。でもこれがパパイアだと分かったのは、この農園に来たおかげだ。

 左はヤシの木だが、ヤシにも種類があり、このように赤い実が生っているものもよく見かける。
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 バナナの木、マンゴーの木、アボカドの木、グァバの木。お馴染みの南国フルーツだが、近くで実が生っているのを見ることはあまりない。バナナはホテルの庭によく植えてあるが、それ以外はこういう場所へ来ないとね。

 落ちていたアボカドの実をもらって帰ったが、寿司と一緒に食べたら美味しかった。実際ハワイのお寿司にアボカドはよく使われている。ワサビしょう油をつけて食べても美味しかった。
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 マカダミアナッツの花が咲いているのに、木の下にはたくさんの実が落ちていた。木には実も生っている。これをどう理解したらよいのだろうか。1年中収穫が出来るのかな?

 昨年ハワイ島のホノカアで、初めてマカダミアナッツの生を食べたが美味しかった。殻を割る道具があれば、この実をもらって帰りたいところだ。


 広大な園内には「トロピカル・エクスプレス」といトラムで回るツアーがある。ドライバー兼ガイドが次々と見えてくる作物について説明してくれるが、おそらく英語のみであろう。 

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9.パイオニア・イン(ラハイナ) (2010年)


 パイオニア・インは、ラハイナのランドマークともいえるホテル&レストランである。1901年にオープンして以来、1950年代までは西マウイで唯一のホテルだった。独特の雰囲気がある建物は、色のせいもあって、記憶に残る外観をしている。

 正面入り口には老水夫の木像が海を眺めている。片足が義足だが、誰かモデルがいるのだろうか。

 ホテルはラハイナ港の目の前にあるので、捕鯨が盛んだった頃には随分と賑わったのだろう。と思ったら、ホテルが出来た頃には捕鯨船はラハイナに寄港しなくなっており、実際に捕鯨船の乗組員が泊まったことはないらしい。


10.バニヤン・ツリー(ラハイナ) (2010年)


 1873年に植えられたバニヤン・ツリーはハワイでも最大のものである。高さは18m、その巨大な茂みは2700m2もの木陰を作り出している。

 遠くから見ると何本もの木が植わっているように見えるが、実は1本の木の枝が伸びたもの。大きく横に広げた枝から気根という長い根を垂らし、気根は地面に届くと新しい幹となり、そこからまた枝を伸ばしていく。

 木陰では芸術家達が自分達の作品を持ち寄って販売している。またラハイナは暑いので、休憩している人もたくさんいる。親切にベンチまで置いてあった。

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11.ハレアカラ山頂 (2013年)


 マウイ島最高峰のハレアカラは、高さが3055mの山である。山頂まで車で行くことが出来るが、車1台につき10ドル支払わなければならない。

 山頂では異星に行ったような、驚くべき風景に出会える。不毛の大地に幾つものクレーターがあり、火星や月の表面を見ているようだ。行ったことはないけどね。トレイルコースが設けられているので、火口丘を近くまで行って見ることが出来る。

 またとても珍しい高山植物の銀剣草を見ることが出来る。山頂の駐車場のど真ん中には、人の手によるものと思われる、銀剣草の花壇が作られていた。


12.プールス・オブ・オヘオ(7つの聖なる池) (2010年)


 かつて古代ハワイアンが禊(みそぎ)をした場所。オヘオ渓流の自然の浸食で出来た池で、7つと言われているが実際には24くらいあるらしい。

 橋の上から眺めるのが一般的だが、駐車場が無いので車窓から。どうしても見たければ少し先の駐車場へ車を停めて、歩いて引き返す。またその駐車場から歩いて、海側から見上げることも出来る。この日は水量が多く、ただの川にしか見えなかった。

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13.ベイリー・ハウス博物館 (2015年)


 ワイルクからイアオ渓谷へ向かう左側に1837年、宣教師としてマウイへやって来たエドワード・ベイリー夫妻の自宅を改修した博物館がある。1974年に当時のまま復元され、小さな建物だが国家歴史登録財に指定されている。ここでは王朝時代を知る上で貴重な資料を数々展示している。1800年頃のカマプアアという神像、ラウハラマットや食器類、王朝時代の武器など歴史的遺産が展示してある。

 ベイリー氏は教師として、時には医者として地元の人たちのために働いた。またハワイで最初の女子高を開設、建設現場を監督、さらに1860年代にはワイルク・シュガーの初代社長も務めた。


14.マナワイヌイ峡谷 (2010年)

 別名「リトル・キャニオン」と呼ばれている。

 約90万年前、海底火山が海上に現れ、たび重なる噴火活動によって大きな台地を造った。その後、風雨の浸食作用によって島全体が少しずつ削られ、現在の姿が出来上がった。

15.リンドバーグのお墓(パラパラ・ホオマウ教会) (2010年)


 訪れる人がほとんどいない教会だが、チャールズ・O・リンドバーグの墓があることで知られている。

 リンドバーグは飛行家で、彼は1927年に「スピリット・オブ・セントルイス」と名付けた単葉単発単座のプロペラ機でニューヨーク・パリ間を飛び、大西洋単独無着陸飛行に初めて成功した。続いて1931年には、北太平洋横断飛行にも成功したアメリカの英雄である。

 彼はかつて訪れたハナがとても気に入り、晩年をハナで過ごし、ハナで生涯を終えた。そして海が見えるこの場所で、静かに眠っている。

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16.路傍のマリア像 (2010年)

 人気のない道端の窪みに安置されているマリア像。知らない人は、たぶん気付かないのではないかと思う。特に観光地というわけではないので、車窓から見学しただけだった。

 逸話によると、ある教会に祀ってあったマリア像が盗まれ、後日この窪みに置いてあるのが見つかった。元々祀ってあった教会へ戻したが、また盗まれこの場所へ戻ってきた。そういうことが続いたので、教会へ戻すことを諦めてこの場所へ安置することになった。

17.ワイルア滝 (2010年)

 ハナ・コーストで最も美しい滝と称され、落差は30mある。マウイ島には落差が大きい滝は無いようなので、私が知る限り一番有名な滝だと思う。

 滝の横ではヤシの葉で編んだ作品を売っている、名物おじさんがいる。


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