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グリーンウェル・ファームスのファームツアー(2014年)



 グリーンウェル・ファームスでは、日曜日を除く毎日、ファームツアーを行っている。日本語が話せるスタッフも3名いて、少人数でも案内してくれる。



 売店へ行ってまずは試飲をしてみる。11種類のコーヒーが用意されていて、色々な味を楽しむことが出来る。お店のスタッフに、「日本語のファームツアーに参加したいんですけど」と言うと、日本語が話せるガイドさんがやって来た。


 今日のガイドは、トモコさん。他の農園で働いていたが辞めて、2014年2月からグリーンウェルで働いているとのこと。ではトモコさんに案内してもらい、農園へ出かけることにしよう。
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 農園内に色々なフルーツが植えられている。オレンジ、アボカド、パパイヤ、バナナなど。3年前にはアボカドを頂いて帰った。今回はオレンジをお土産にもらった。



 この木は、グリーンウェルで最初に植えられたコーヒーの木だ。今でも大切に保存されていて、この枝から新しい苗木を作っている。他にもアメリカ人の団体がツアーに参加していた。
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 この農園では3年経つと木を根元付近から切って、新しい枝を伸ばす。写真の右上が1年目、左下が2年目、右下が3年目。1年目、2年目、3年目の木がそれぞれ2列ずつ順番に並んでいる。3年目になると背丈も高くなり、枝が広がって樹勢が乱れている。だから3年で切るのだそうだ。



 8月から2月くらいまでが収穫の時期となる。コナ・コーヒーの実は熟すと赤くなり、果肉を食べると甘くて美味しい。果肉を剥ぐと中からコーヒー豆となる種子が出てくる。普通は2つ出てくるが、まれに1つのものがある。これはピーベリーと呼ばれていて、1割ほどしかない貴重なものである。
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 収穫されたコーヒーの実は集荷場に運ばれる。他の農園の契約者もここへ運んでくる。コーヒーの実は機械にかけられ、果肉を剥ぎ豆を取り出す。



 取り出された豆は水槽へ入れて洗う。発酵させて糖質物などの不純物を取り除き、未熟な豆も除去される。その後6日間くらい干し棚で天日干しを行う。スライド式の屋根が設置してあるので、雨が降っても大丈夫。


 以上でツアーは終了で、最後にお土産のコーヒーを買って帰った。トモコさん、どうもありがとうございました。



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