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溶岩と星のツアー(2009年)



 TEXドライブイン → アカカ・フォールズ → ビッグ・アイランド・キャンディーズ →

 キラウエア火山 → ハイキング → サーストン・ラヴァ・チューブ →

 カラパナの溶岩 → 星空観察



 今回参加したツアー会社は「ビッグアイランド・クレスト」さん。いつも遊びに行く「ハワイ島へ行こう」の管理人Kさんのガイドで行ってきた。ハリケーンの影響により予定より2日遅れてしまったが、無事にカラパナへ溶岩を見に行くことができた。

 11時45分マリオットを出発。(冬は11時15分)その後、ヒルトンとハプナ・ビーチ・プリンスからお客さんをピックアップし、定員の13人を乗せてホノカアヘと向かった。

溶岩と星のツアーの詳しい内容はこちら

1.TEXドライブイン

 ワイメアを抜けホノカアの「TEXドライブイン」で最初の休憩。ただし休憩時間が短いので、マラサダしか食べる時間がなかった。

 お腹が空くと思う人は、ツアーの前に食事を済ませておくか、持参したほうがいい。もちろんマラサダをたくさん食べてもいいけどね。美味しいから。

2.アカカ・フォールズ

 ホノカアからヒロ方面に向かって走り、最初の観光は「アカカ・フォールズ」だ。歌にも歌われている有名な滝だが、見るのは今回が初めて。

 駐車場からおよそ5分遊歩道を歩くが、途中、熱帯植物の説明を聞きながら進む。そして憧れのアカカ・フォールズへ到着。落差、水量、滝壺へ落ちる爆音、なかなか素晴らしい滝である。

 同行した人がトリック写真を撮っていたので、真似して撮ってみた。とても恥ずかしくてお見せできないが、ゴジラが口から火を噴いているような写真である。想像してみてください。
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3.ビッグ・アイランド・キャンディーズ

 ヒロの町へ入り、車窓からキング・カメハメハ大王像を遠くに見て、ビッグ・アイランド・キャンディーズへ到着。ハワイ島ではとっても有名なお店だ。9年前は特に美味しいとは思わなかったが、今回食べてみたらとても美味しかった。

 コーヒーをお土産にあげる人以外には、ここのクッキーをあげることにした。

4.キラウエア火山

 いよいよ世界遺産に指定されている、キラウエア火山へ向かう。標高1,200メートルまで、ほぼ真っ直ぐゆっくりと上っていく。

 トーマス・ジャガー・ミュージアムからクレーターを眺める。クレーターの中にあるハレマウマウ火口からはモウモウと噴煙が立ち昇っている。

 ミュージアム内には「ペレの涙」「ペレの髪の毛」そして「スポンジ状溶岩」という珍しい溶岩が展示されている。噴火してから地面に落ちるまでの過程により、こういった奇岩ができるらしい。
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5.ハイキング



 クレーター・リム・ロードをイキ火口の方へ移動し、車から降りてハイキング。先程ミュージアムで見た奇岩を実際に探してみよう。右上の写真の場所でみんなで探すと、結構見つかるもんだ。左下がペレの涙で、右下がスポンジ状溶岩。ほんと、スポンジのように軽い。ペレの髪の毛を見つけるのは難しいが、Kさんが見つけてくれた。真っ直ぐな髪の毛くらいの太さの石だが、写真を撮ることができなかった。

 僕は初めて見るオヒア・レフアに夢中となり、溶岩探しよりレフアの花探しをしていた。時期的に花が少なく、写真に撮れそうな花を見つけるのが大変だった。


6.サーストン・ラヴァ・チューブ

 少し道を戻り、次はサーストン・ラヴァ・チューブの見学。周りが溶岩でできたトンネルというか、流れていた溶岩が止まって出来た空洞である。

 ジャングルの森をしばらく歩くとトンネルの入り口。中は照明があるものの、ほぼ真っ暗。周りが溶岩なのか、全く分からない。
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7.カラパナの溶岩

 キラウエアを後にカラパナへと向かうが、途中から雨が降ってきた。駐車場へ到着するとこのように煙というか水蒸気なのかな、モクモクと上がっていた。昨日は風向きが悪く、展望台は閉鎖されていたようだが、今日は大丈夫だった。

 雨のためポンチョを着て、海に向かって溶岩の上をしばらく歩く。15分から20分くらい歩いただろうか。



 雨が降っていたため、展望台へ到着した時はすでにかなり暗くなっていた。「見える見える」海に流れ落ちる溶岩が周りを赤く染めている。溶岩は常に流れ落ちているわけではなく、少し間隔があく。溶岩が流れると水蒸気が赤く染まり、「ゴー」という音が聞こえる。時々爆発が起こり、溶岩が飛び散ることも。オーシャン・エントリーまではかなり距離があるので、双眼鏡で見ると迫力のある光景を見ることができた。双眼鏡は一人一人に貸し出されている。Kさんが望遠鏡を設置してくれているので、更に迫力のある瞬間が見られた。

 予定では弁当を食べながら日没を待つはずが、到着した時にはかなり暗く見学が先になってしまった。せっかくの美味しい弁当を、暗闇の中で立ったまま食べることに。

 本当は間近で流れる溶岩を見たかったのだが、現在は立ち入りが規制されているので、展望台から遠くに見ることしかできない。もし以前のように間近で見られるようになったら、また参加したいと思う。

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8.星空観察

 最後は星空観察だが、サドルロードの途中にあるハワイ州立公園で行う。さすがに標高が2,000mもあるので、夜は寒い。トレーナー、パーカー、フリースなどを用意した方がいい。寒さに強い方は長袖のシャツくらいで平気かも。

 5年前に一度体験しているので、前回ほどの感動はないが、それでも満天の星空は素晴らしい。ちょうどペルセウス流星群がピークの時期なので、流れ星をたくさん見ることができた。願い事が唱えられるくらい長い時間星が流れた。運の悪い人はなかなか見られないけど。(僕?)

 日本とは緯度が違うので、お馴染みの星座も見える高さが違う。ハワイの方が低い位置に見える。今まで星座に興味がなかったので、12星座が一直線上に並んで見えることを知らなかった。今回の収穫はそれが分かったことだ。12星座は黄道を30度ずつ区切って並んでいる。

 Wikipediaで調べてみたら、次のように書いてあった。
【黄道12星座】 88の星座のうち、プトレマイオスが著書 「アルマゲスト』」において黄道星座に分類した12の星座を指す。これらの12星座は、メソポタミア起源の星座では比較的新しく、紀元前4世紀までさかのぼることができる。この頃になると、惑星(太陽や月も含む)の通り道にあたるこの場所は重要視され、天体観測もこの黄道十二星座がある黄道帯を中心に行われるようになった。

【黄道(こうどう】 黄道とは、天球上における太陽の見かけの通り道(大円)のこと。黄道は天の赤道に対して23.4度傾いている。この角度を黄道傾斜角といい、地球の公転面の垂線に対する地軸の傾きに由来するものである。白道(月の通り道)は、黄道よりさらに約5度傾いている。


 星空の観察を終え、ホテルへ帰ったのが24時を少し回った頃。Kさん、本当にお世話になりました。NHKのアナウンサーばりの美声は聞きやすく、各地での案内もとても詳しくよく分かりました。ハワイ島を愛しておられることが、ビンビン伝わってきましたよ。これからも素晴らしいガイドで、ツアー客を魅了してください。Mahalo!



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