今までハワイへは、夏にしか行ったことがない。（11月の2泊は除く） いつもならタンスからスーツケースへ服を入れるのだが、今回は勝手が違う。納戸の衣装ケースから引っ張り出さなければならなかった。
幸い出発日はとても暖かく、Ｔシャツに長袖のシャツを羽織るくらいで大丈夫だった。しかし、帰国日は10度くらいの予報なので、冬物も持っていく必要があった。予報通り帰国日は寒かった。
問題はマウイの気温である。夏のように暑くはないだろうと思うが、常夏のハワイである。せいぜい長袖のシャツ1枚もあれば大丈夫であろう。
ところがホノルルへ着いたら意外と涼しい。カフルイへ移動しても曇っていて涼しい。やはり3月は涼しいのだろうか。少し不安になってきた。
しかしラハイナへ行くと晴れていて暑かった。日差しが強く、汗が出るほど暑い。翌日ラハイナ在住の人に聞くと、マウイの中でもラハイナは暑いらしい。カアナパリよりも気温が2度くらい高く、風も穏やかだ。これは山の高さが関係するらしい。
結局滞在中、東マウイ一周ツアーを除くと寒いと思ったことはなく、Ｔシャツ短パンで問題なかった。早朝の散歩もＴシャツで大丈夫。天気も概ね晴れであった。
しかし海は波が高く、夏よりは涼しいので、あまり入ろうという気にならなかった。カアナパリに泊まったが、ワイレアの海に一度入っただけだった。
知らなかったが、3月下旬はアメリカにも春休みがあり、またイースター前ということもあって、メインランドからの旅行者が大勢いた。ホノルルでハワイアンのカウンターへ行くと長蛇の列。どこが最後尾か分からないほど、人、人、人。これでは予約してある飛行機に間に合いそうもない。
これは困ったと思っているところへ、現地係員の方がやって来た。「これじゃあ間に合いませんよね」「それじゃあ皆さん、まとめてチェックインしましょう」
周りにいた日本人を集めて、ハワイアンと交渉してくれた。おかげで早くチェックインできて、予定の飛行機に乗ることが出来た。
しかし毎年こういう状況になるとすると、この時期は止めた方が良さそうだ。特に土曜日は混雑がひどいらしい。
大勢のアメリカ人がマウイへやって来ているので、レンタカーを借りるのにも行列である。1時間近く並んで、12時半頃の出発となった。今まで無料で借りられるのはコンパクトカーだったが、今年はミッドサイズに代わった。恒例でマスタングを勧められたが断ると、いつものカローラ（ハワイでは外車である）だった。しかもまだ2000kmしか走っていない新車である。
残念ながら今回も駐車場は有料で、1泊9ドルだった。しかし昨年の15ドルに比べると安くて助かった。
このホテルでは、毎晩無料のフラショーをやっている。にもかかわらず、一度も見ないで終わってしまった。楽しみにしていたのに、残念だった。
せっかくカアナパリに泊まったので、カパルア辺りまでのビーチを見に行った。
今回のハワイを3月に決めた最大の理由は、「ホエール・ウォッチング」をしてみたかったからである。なにせクジラを見たことがないので、憧れがある。しかし、いつも8月にハワイへ帰るので、諦めていた。これは3月に決めるしかない。
3月に決めた結果、毎年3月にマウイへ来ているゆり吉の友人ご夫妻と日程が重なった。しかも出発日もドンピシャ。
ゆり吉の友人ご夫妻の定宿、グランド・ワイレアへ一日遊びに行った。初めてバレー・パーキングを利用したが、何かカッコいい。車はカローラだけど。
2年前から覚えたハッピーアワー。今回はホエラーズ・ビレッジのレイラニズで楽しんだ。専用メニューがあり、ドリンクも食べ物も全て4ドル均一。食べ物はミニサイズのハンバーガーだったけど。
